5/27土曜日後半コースこどもクラスBLOG「オーブン陶芸で小さな鉢」

庭先の紫陽花の花の色がほのかに色づいてきました。梅雨ももうすぐでしょうか。

さて、先日のこどもクラスでは、前回に引き続きオーブン陶芸で小さな鉢をつくることにしてみました。

以前にオーブン陶芸でお皿を造ったことがあります。我が子も造ったのですが、大事に飾ってしまい実際に使用することは殆どありませんでした。

それなら飾れるものの方が良いのでは?と思っていたのと、植物を育てるにはいい時期かと、小さな鉢を造ることにいたしました。(小物入れにしたいと、小物入れにされているお子さんもいらっしゃいます。)

最近お花屋さんや、インテリアショップに並んでいるのを目にするのが、多肉植物やサボテンの入った小さな小さな鉢です。どこにでも置けそうな小さなサイズなので場所を選ばず飾ることができ、可愛い植物を植えればインテリアのアクセントにもなります。

昨年の陶芸ではお皿を陶芸のひも造りという手法で作ったので、今回は陶芸の玉づくりという手法に挑戦し、小さな鉢を造って頂くことにしました。

前回のクラスのお子さんに玉づくりの手法で鉢を造って頂いたところ、陶土が造っている途中にひび割れてきたり、厚さの調節が難しかったりと、お子さん達は予想以上にかなり苦戦されてしまいました。

オーブン陶土の販売元へ問い合わせたところ、お子さん達は粘土をよく触ることと、手の温度が大人よりも高いため、作品を造っている途中で粘土がひび割れたりしやすいということでした。

今回は、とにかく手を水でしめらせて頂きながら造ってみたところ、お子さん達の作品が途中でひび割れたりすることが減って、ストレスなく造ることができたようです。お子さん達は、途中から作業に集中して黙々と造り続けていらっしゃいました。

とても可愛らしく完成したこの鉢は、焼き上げて完成次第お渡しいたしますので、楽しみにお待ちくださいませ。