12/17土曜日後半コースこどもクラスBLOG「🐓干支の酉を描こう🐓」

今日は冬至ですね。一年で一番昼の時間が短く太陽の力も弱まる日と言われていますが、今日は日差しが強くとても暖かい一日でした。

先日の土曜日は絵画で、来年の干支の酉を和風に仕上げることにいたしました。

昨年はこの時期にクリスマス会を行ったのですが、今年は制作をメインにさせて頂きました。

理由は、月1回コースと月2回コースの生徒様が一緒にレッスンをしているので、クリスマス会を全員に行おうとすると、月2回コースの生徒様が2回クリスマス会をするか、月1回コースの生徒様の一部がクリスマス会に参加できないということが起こってしまうためと、造ることが大好きなお子様が多いため前回のクリスマス会で制作する方をもっとしたかったという生徒様もいらしたためです。

お教室の月の回数も少ないため、制作する作品数を増やしたいので今年度は制作をメインにし、気持ばかりのプレゼントと、時間が余ったら楽しくゲームをするということにさせて頂きました。

生徒様にご損がないように、毎回内容もしっかり考え取り組んでおりますが、生徒様のご希望や保護者様のご意見などございましたら参考にさせて頂きたいので、お教室にいらした時でもメールでも、お気軽にお聞かせくださいませ。

さて、前置きが長くなりましたが、土曜日の干支の酉の制作についてです。制作をはじめる前に鶏の絵画をお子さん達にご紹介いたしました。今回は、今年生誕300年の大規模な展覧会が開催された伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)と、葛飾北斎、セルビアのアーティスト Endre Penovac (エンドレ・ペノベック)の鶏の絵を御見せしました。

今回は、より和な感じを出すためと、背景の色を塗る時間を省くために、桃色や浅葱など和な色のついた数種類の色画用紙から好きな色画用紙を選んで頂きました。大人の勝手な「女の子→桃色が好き」という思い込みで桃色の紙を一番多くご用意していましたが、若冲や北斎の絵を御見せしたせいか桃色の画用紙を使ったお子さんは一人もいらっしゃいませんでした。

若冲や北斎の絵の良さがお子さんでもわかりますし、良い絵を描きたいという気持ちがお子さんにあるのだと思わされました。

画材は、水彩のにじみの技法が羽のやわらかい感じを出すのに適していると思い、水彩を使用しました。色数を絞り、水の量を調節して描くように声をかけました。

自分のハンコも自分で造って頂き、最後にハンコを押して仕上げました。制作時間は1時間程度ですが、予想以上の出来栄えにとても嬉しく思いました。まだ年賀状を作っていらっしゃらなければ、お写真を撮って年賀状に載せてみてはいかがでしょうか。

もうすぐお子さん達が心待ちにしているクリスマスですね。どうぞ楽しいクリスマスをお迎えください。

(小学校1年生から6年生の作品です↓)