花を描いてみよう

今日はとても寒い一日でした。それでも庭の草木からは小さなつぼみが顔を出しはじめているので、寒い寒い冬もあと少しの辛抱です。

春がきたら新学期です。5月からの1年を通してお申し込み頂けるコースの開設に伴い、当ウェブサイトを気持ち新たにリニューアルしてみました。いかがでしょうか。私はWord Pressでウェブサイトを作っているのですが、雛形のような「テーマ」というものが無料で手に入るので手軽に模様替えでき本当に便利です。

さて、昨日はこどもクラスで「花」を描いてみました。もうすぐ春なので春まで飾れる絵を描いて頂こうと「チューリップ」をモチーフにしてみました。

まずはじめに、絵画造形教室Agate blancheにいらして頂いた方だけにお話している「絵を描くときにこころがけたいこと」をお伝えしました。ただ絵を描き始めるのとはだいぶ取り組む姿勢が変わると思います。お聞きになりたい方は是非お教室にいらしてください(笑)

次に、有名な画家の絵を勉強して頂こうと「ルノアール」の「春のブーケ」、「オディロン、ルドン」の「トルコ石色の花瓶の花」、「ゴッホ」の「花瓶のばら」、「小杉小二郎」さんの「祝花」をお見せしました。タイプの違う画家の絵を見ていただき、描く人によって雰囲気が随分違うこと、必ずしも上手に(写実的)に描くことが素晴らしい絵というわけではないこと、など御説明いたしました。

描き始めてみると、薔薇などに比べてだいぶ描き易いだろうとチューリップを選びましたが、形を取るのがとても難しかったようです。描く前まで賑やかだったお教室が一変、静けさにエンピツの音だけが響きます。

水彩で色を塗るのはお子さんにとって難しいのですが、色エンピツでは軽い調子になりすぎるし、クレヨンやパスでは花の繊細な感じが出ないだろうとやはり水彩を使っていただきました。混色もいろいろ試して世界に一色だけの自分の色も造ってみてくださいとお話したら、花の色ではありませんが自分だけの色の配色と配置をとても楽しんでくださったお子さんも。

大人でもその日の調子があるように、お子さんも毎回同じ調子で絵が描けるわけではありません。今回は得意なものだった、とか今回はうまくいかなかった、とかあると思います。でも、出来上がった結果ではなくその過程では、いろいろと感じたり失敗から学んだりすることがあると思います。なので、結果はあまり気にされないでください。

お子さん達が完成させた絵は、個性溢れる色とりどりの素敵な花の絵です!春までお部屋を賑やかに飾ってくれそうです。

とても寒いなかご送迎して頂いたお母様お父様有り難うございました。まだ暫く寒い日が続きますのでどうぞ御自愛くださいませ。

 

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小学校1年生
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小学校1年生
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小学校2年生
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小学校4年生
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小学校2年生

 

 

 

 

 

 

 

 

バレンタインデーだったので、生徒さんから手作りチョコレートとゼリーをいただきました。他の方へプレゼントするチョコレートもあわせるとなんと100個も作ったそうです。有難うございました。とてもおいしかったです!

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