お面を造ろう☆

まだまだ寒いですが、それでも昨日は日差しが暖かく公園は家族連れで賑わっていました。

公園と言っても、近所の公園ではなく母校である女子美術大学相模原校舎の側にある麻溝公園の事です。昨日は日中、女子美術大学美術教育研究会の日本画体験普及分化会のお勉強会に行っておりました。そのため、ブログをアップするのが遅くなってしまいました。このお勉強会については、また改めてブログに書ければと思っております。

さて、おとといはこどもクラスでした。節分も近いので「お面」を作ることにしました。「お面」を作ると言ってもただ「お面」を作るのでは内容が浅いかと思い、はじめに「能楽」や「アジアの仮面」など「お面、仮面」にまつわる本をお子さんたちにご紹介しました。

仮面ははるか遠い昔から世界中に存在し、神々などに変身する変身願望から生まれ儀式や仮面劇などに使われてきたこと。芸術的価値が高いものが多く、日本の「能楽」は世界に認められている芸術文化であることなどをお話しました。「アジアの仮面」の本の仮面の写真をお見せしたところ

「なにこれ、こわい!」

という声があがりつつも、食い入るように様々な不思議な仮面をお子さんたちは見ていました。

お面は自分ではなく別の人に変身したい時に作られるものだとわかったので、お子さんたちそれぞれが「変身」したいお面を考えて作ってもらうことにしました。

「鬼」のお面を造ったお子さん、「なりたい素敵な女の子」のお面を造った女の子たち、中には、蒼頡(そうけつ、漢字を発明したとされる古代中国の伝説上の人物)のお面を造ったお子さんも!よくご存知でしたね!

造っている間、お子さんたちは用意しておいた鏡で、途中何度も鏡を確認しては笑ったり怖がったりしながらとても盛り上がっていました。

とても楽しくて素敵なお面ができましたね。

朝から発熱してお休みされたお子さんもいらっしゃいました。インフルエンザでないと良いですが。どうぞお大事になさってください。また次回お会いできるのを楽しみにしております。

まだまだ寒さが続きますので、どうぞ皆様もご自愛ください。

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