未来の車を想像してつくろう!

日ましに寒さが身にしみるようになりました。

11月はじめに我が子の学園祭があり今年度は私がPTAの委員をしていた為、その準備などで忙しくブログが滞ってしまい申し訳ありませんでした。

月に1回のこどもクラスは、人数枠が少ないこともあり募集をかけたらすぐに埋まってしまう状態なので、回数を増やしたいところでしたがPTAのお仕事がひと段落するまでできずじまいでした。やっとひと段落いたしましたので、11月、1月、2月、3月はこどもクラスを月に2回にしていこうと思っております。1月からの募集は、11月15日頃までにする予定でおりますので、今暫くお待ちくださいませ。


さて、昨日はこどもクラスで「未来の車を想像してつくろう!」を行いました。

何故この課題を行おうと思ったかというと、10月に母校である女子美術大学でとあるセミナーを受けてきたことがきっかけでした。

「こどもの創造的な学びをつくる」という名のセミナーは

石戸奈々子氏(東京大学工学部卒、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経てこども向け創造、表現活動を推進するNPO法人CANVASを設立。現在、CANVAS理事長、㈱デジタルえほん代表取締役、慶應義塾大学準教授)によるもので

CANVAS(こちらをクリックするとCANVASのページにとびます)での活動についてお話頂きました。さすがは、東大卒の石戸氏、お話が理路整然としていて素晴らしかったです。

CANVASはマサチューセッツ工科大学メディアラボで学び感銘を受けた石戸氏がデジタル時代の子供たちの創造的な学びの場を、と立ち上げた団体で、各国が21世紀スキルとする「かんじる、かんがえる、つくる、つたえる」のスパイラルを基本とする、主体的で協調的で創造的なワークショップを開発、実践されています。

インターネットで知識は簡単に調べることができるので、このインターネット時代に目先の受験を突破する知識の記憶よりも大事なのは、「かんじる力、かんがえる力、つくる力、つたえる力」だという事なのです。

実は私もお教室を始める前に、こどもの為の絵画造形教室は本当に必要なのか考えた時に、これからの時代は、創造する力がより必要になるからやはり絵画造形教室は必要だと思いお教室を開きました。石戸氏はもともと工学部卒なので、お話を伺うとアートというよりもテクノロジーよりな活動をされているように思うのですが、同じような発想でこんなに大規模な活動をエネルギッシュにされている、私よりも年下で華奢な石戸氏を心から尊敬し素晴らしいと思いました。

せっかく石戸氏にお会いできたので、石戸氏がCANVASで行ったという活動の中から「未来の車をつくろう」という課題を私のお教室で行うことを、石戸氏に直接ご許可を頂き今回は行う事にしたのです。

石戸氏のCANVASについての詳しい活動を知りたい方はネットで検索して頂くか、石戸氏の本もありますので、ご覧いただければと思います。


前置きが長くなりましたが、昨日のお教室ではそんな訳で未来の車を想像して作ろうを行